高校紹介(柏中央高校)
こんにちは。岩本塾 塾長の岩本です。
今回は、教室から一番近い高校である柏中央高校の特色を書いていきます。
データに基づく部分と、実際に通っている生徒の話やテスト対策などをしての個人的な話も含まれますので、それを前提に見ていただけると幸いです。
・大学の進学実績
まずは大学の進学実績です。高校選びで非常に重要な要素ですね。
2021年の進学率は76%でした。年にもよりますが、70%台前半~後半で推移しています。
進学先としては、国公立大学を含め、いわゆる日東駒専以上の大学への進学数は160人でした。(延べ数なので、重複合格を含みます)
重複の人数がどれだけいるかを推定するのは難しいですが、概ね学年のトップ80位以内をキープ出来ればその辺りの大学が見えてくるといった感じでしょうか。
他の同じ偏差値帯の高校に比べると若干ですが、進学実績だけで見ると見劣りする印象です。
1つ上の偏差値帯にある柏南と比べると、実績はかなり違うのでもし柏南を目指せるのなら、まずはそっちを第一目標にするのが良いと思います。
・高校入試の特徴
Vもぎの偏差値換算では、偏差値54です。これは内申点が100前後(9教科のうち4が6個、3が3個の割合)で、かつVもぎで5教科320点位をキープ出来れば無理なく目指せるレベルです。もちろん、内申点が100より低ければ、5教科の点数を余分にとる必要があります。
当日のテストは500点、内申点135点は標準通りですね。
調査書の加点(資格検定・特別な活動等)は20点、2日目の面接は15点です。
他の同じ偏差値帯の高校に比べると、丁度真ん中位といった感じです。
偏差値が50付近の高校と比べると、少し低め、つまりあまり加点や面接に重きを置いていない、逆に言うと当日のテストの点数が重要という立ち位置になっています。
実質倍率は2021年が1.24、2022年が1.36と少し上昇しています。
2021年から1クラス減少したことに加え、同じ偏差値帯の高校の倍率が上がったこともあり、人が流入しているという感じです。そうなると当日のテストの点数を余分に取らないといけないので、330点位を練習で取れるようにする必要がありますね。
・学校の特徴
文系・理系にクラスが別れるのは3年次からです。それまでは共通履修で学習をします。
模試などはスタディサポートを使っており、年に数回模試があります。
1年次からスタディサポートがあるので、それの学年順位で概ね目指せる大学の参考になると思います。
模試対策・受験対策は早ければ早いほど効果的なので、本気で大学進学を目指す場合は周りのペースよりもかなり早い段階で勉強を進める必要があります。
3年次からは演習授業がかなり増えるため、大学受験対策をしっかりとしてくれる印象です。ですが、あくまで3年次からなので、いわゆるGMARCH以上の大学を目指す場合はそれよりも早く受験対策をしなければならないということでもあります。
受験対策については手厚くやっている印象はあるので、学校で使う教材や勉強をしっかりと活かせるとスムーズに進めることが出来ます。
・最後に
学校選びで迷った際に考えて欲しいのは、将来大学に行きたいか、またどんな大学なら無理なく目指せるかという点です。
柏中央という高校は日東駒専以上を目指す人にとって、最低限目指したい学校だと思います。
1つ下の偏差値帯だと進学実績ではかなり苦戦している印象です。
1つ上の偏差値帯だとGMRCHが基準になってきます。
私個人的には学歴が一番重要という思想はありませんが、世間でいう就職に有利な大学を目指すのであれば1つの基準になる高校です。
もし今、Vもぎの偏差値54もないけど、大学には行きたいと思っている人がいるのであれば、柏中央高校を目標にして学習を進めるのが将来的にも後悔が少ないと思いますよ。
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